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COPDの治療

COPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease)は慢性閉塞性肺疾患の英語表記です。

COPDには、肺気腫や慢性気管支炎が含まれます。

代表的な慢性呼吸器疾患の一つであり、進行すると命にかかわる、恐ろしい病気として知られています。

 

様々な有害ガスや微粒子の吸入、特に喫煙が発病の原因になります。

 

肺胞が破壊され、息切れに苦しむ病気です。

症状について

COPDの初期は無症状で、自覚のないことがあります。

病気が進行すると、息切れや咳、痰などの症状が出てきます。

 

初めは階段や坂道での上りの際などに息苦しさを感じます。

次第に会話などの日常動作中にも息切れがあらわれるようになります。

重症化すると、安静時の呼吸も困難になります。

いながき内科医院での治療について

以前は、治療方法がない病気と言われていたこともあります。

現在では、進行を遅らせるために、治療すべき病気であると認識されています。

 

喫煙されている方には、まず禁煙から始めていただきます。

 

症状の段階によって、抗コリン吸入薬やベータ刺激吸入薬などの薬物療法を行うことがあります。

 

また、呼吸のリハビリテーションとして、運動療法や呼吸筋トレーニングも指導いたします。

 

COPDの方は風邪をひくと、急性増悪をきたし、呼吸困難のために緊急入院治療が必要になってしまうこともあります。

風邪をひかないような養生法が一番大切です。

当院では、COPDの方が風邪をひかないように栄養・食事指導も行っております。

虚弱な方には、免疫力(体力)を高め、風邪を予防するための補剤の漢方薬も保険で処方できます。

 

自覚症状が無くても、特に喫煙歴のある方は、COPDの可能性があります。

当院で、5分間くらいの簡単な呼吸機能検査(肺活量などの測定)により、診断可能です。

出来るだけ早い段階で、当院にご相談ください。

重症の方、在宅酸素吸入療法が必要な方は入院設備がある病院へ ご紹介いたします。

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